もう働きたくない、
専業主婦になりたい、
派遣やパートで、好き時間に無理せず働きたい
最近はキャリアウーマンで、仕事も育児もバリバリ頑張りたいという女性が減少し「無理なく、自分のペースで働きたい」と考える女性が増加しています。
今回はそんな女性の特徴と、なぜそう考える女性が増えているのかを考えていきましょう。
現在正社員で働いている人は、バイトだとどのくらいの給料がもらえるのか?
自分の地域にはどんなバイトがあるのか?
知っておくと「どうしても働きたくない!!」と仕事を辞めた時に、「お金がなかったらこんなバイトがあったよね・・・」と考えるきっかけや安心感の確保に繋がります。
なぜ働きたくない女性が増えているのか?
さて、そもそも女性はなぜ働きたくないと感じてしまうのでしょうか?ここでは働く意欲が削がれてしまう原因について考えてきます。
理由①:根強く残る女性格差
根強く残る女性格差も、女性が働く意欲を失う大きな原因の一つです。
女性はどんな時代でも、自分のため、そして愛する家族のために懸命に働いてきました。
しかし現実は、今も政治家は男性ばかり、会社の重役はやはり大半は男性と、こんなに時代が変わっても、今だ古い体質から抜け出せない会社が多数存在します。
そうなると、『いくら頑張っても、しょせんここ止まり』『これ以上頑張っても無駄』という気持ちが沸き上がり、仕事に対する意欲が減少してしまいます。
理由:産休・育休の現実
産休や育休の現実も、女性の社会進出を狭めてしまっています。
保活やマタハラなどが声高に叫ばれていますが、保育園の数はすぐには増えないし、マタハラも会社自体が女性の出産に対して協力的でなければ、根本的に解決することはありません。
そして産休や育休が明けて、いざ働きはじめると育児の大変さや、両立の難しさにぶつかり、泣く泣く退職するという人も増えています。
それだけでなく、今だ30代の母親世代には「保育園に預けるのはかわいそう」「小さうちは親の愛情の元で、育てられてこそ」という価値観を持っている家庭も少なくありません。
女性は妊娠・出産で大変なだけでなく、育児に対して逆風ともいえる状況に置かれるため、働く意欲が減少したりなくなってしまう現実があります。
理由:家事の分担率が高すぎる
お母さんの仕事は、子供たちの朝食づくりに始まり、朝の忙しい中洗濯、保育園に送る、仕事から帰ってきたら、掃除に夕飯づくりと目の回るような忙しさが待っています
男性の中には、家事を手伝ってくれる人も現在は増えイクメン・カジメンという言葉も耳にするようになりましたが、今だそれが一般化されていないのが現状です。
共働きの理想は家事分担半分ずつの50%が、理想ですが現実は夫:妻(1割:9割)の家庭が最も多いという統計結果も出ています。
理由:保育園に入れないので、働きたくても働けない
働くママの味方、保育園。しかしその保育園の問題によって、働く意欲がなくなってしまう女性もいます。
保育園は基本的に平日の朝~夕方・夜まで子どもを預かってくれますが、子供が突然熱を出した場合などは、対応してくれません。
そのため子供の急な発熱の場合は、お母さんが会社を休むなどの対処をするしかなく、会社への負担と両立の難しさから仕事を諦めてしまう人もいます。
他にも預け始めは、子供も突然大好きなお母さんから引き離されるので、保育園を絶叫して嫌がり泣き叫ぶと、「自分は何をやっているんだろう」「これが本当にこどものためになるのだろうか?」と考えてしまい、子供への申し訳なさと労働に対しての疑問が沸き上がってしまいます。
働きたくなくなってしまう女性の特徴
なかなか企画が通らない、男女格差で昇進がままならない。
そんな環境にいたとしても、奮起して仕事に邁進する人と、変わらない状況に嫌気がさし、働きたくないという結論に至ってしまう人がいます。
ここでは、働きたくないと口にしてしまう女性の特徴を知り、自分がどの程度当てはまっているかを探っていきましょう。
特徴:自己愛が強い
働きたくない女性の大きな特徴は、自己愛が強いケースです。
自己愛が強いため、叱られる事を嫌い、また自分の思い通りに動かない周囲に対してイライラを募らせます。
結果、他の社員との人間関係にストレスを抱え、組織で働く事が嫌になり働く意欲が大幅に低下してしまいます。自己愛が強いため、個人でやる内職のような仕事も、疲れたらすぐ休憩して自分を休ませる事を優先してしまうため、なかなか続きません。
そうしているうちにどのような就労形態でも、とにかく働きたくない、という心理に陥ってしまいます。
特徴:実家がお金持ち
実家がお金持ちだと、働く意欲が薄くなってしまいがちです。
実家にしっかりした経済的基盤があり、働く必要を感じないため、毎日ストレスにさらされながら働く意義を見いだせないのです。
また親に頼れば、お金を出してくれるという考えが最初から刷り込まれていると、仕事で困難にぶつかってしまった時「立ち向かう」のではなく「諦めて頼る」という決断を下してしまいます。
経済的基盤があるのは、羨ましいといえるかもしれませんが、何事にも真剣みが足りない性格は、実は大きな損をしているといえるでしょう。
特徴:諦められない夢がある
諦めきれない大きな夢を持っている女性も、会社の歯車の一部として働くことに疑問を感じてしまいます。
夢はいつでもキラキラして、ワクワクするそんな心が弾むものですが、実際の仕事はルーティンワークや地味なことが多く、そこに楽しみや夢・目標といったものを見つけることができません。
そのため諦めきれない夢を持っていると、
「こんな生活は、本当に自分が望んでいた事じゃない!!」
と思ってしまい、我慢が最高潮に達してしまうと、突然仕事をやめたり働きたくない!!と仕事を休んだりする事態に発展してしまいます。
特徴:身体面・メンタル面が弱い
そもそも病弱だったり、自律神経やメンタルが弱い人も、働きたくない又は働けない女性の特徴の一つです。
体力的や精神的にタフではないため、些細なストレスの積み重なりが致命的なダメージを与えてしまうことがあります。
病弱な人ならストレスで自律神経失調症
朝早く仕事に行って、男性には振られない雑務をこなし、プラス自分の仕事をやり、クタクタになってうちに帰る。
仕事をこなすだけで大変な体力を消費するのに、それに+飲みにケーションやサービス残業などの多大なるストレスが加わると、体調を崩してしまうのはあなた自身に問題があるわけではありません。
もともと体が強くなかったり、メンタル面でのトラブルを抱えていると、普段のストレスが重なってしまい体調を崩し倒れてしまったり、メンタルを病むなど働きたくないではなく、働けないという状態に追い詰められてしまう可能背もあります。
特徴:働くことが嫌い
働きたくないと考える女性は、労働に対してネガティブな気持ちを持っている人が多数います。
お金を稼ぐため、生活のため仕方なく働いている
もし、結婚したらパートや派遣になりたい
こんな価値観を持っているため、労働に対してポジティブな気持ちを抱くことができず、結果「働く意欲の低い女性」になってしまいます。
働くことが好きな人は実際にはそれほど多くはありませんが、それでも労働に対して、何かしらの意義や意味を見つける人は多くいます。
しかしこのタイプの女性は「いかに労働から解放されるか?」について考えているため、働く自分に対して、向き合うことが難しくなってしまうのです。
特徴:専業主婦志望だった
母が専業主婦でその母親像に憧れる。
専業主婦という家を守る仕事につき、外での煩わしい人間関係から解放されたい。
昔の古き良き妻像や専業主婦に憧れている人も、人生のゴールが働く先にないため、働く意欲が乏しくなってしまいます。専業主婦が目標だった場合は、ゴールが働く先にないためこう感じるのも仕方がないといえます。
特徴:仕事に向上心がない
平気で遅刻する、仕事に対して意見を言わないなど、積極的に取り組む姿勢を見せない人も、働きたくないと考えている女性の特徴の一つです。
仕事に対して情熱や、メリットを感じていないためモチベーションが維持できず、どうしても後ろ向きな対応になってしまいます。
仕事中にスマホをいじったり、無駄口が多いという人も、この向上心がないという項目に当てはまってしまう人といえます。
特徴:交友関係が派手
交友関係が派手な女性の中には、働くことを選びたくない女性もいます。
例えば
- 友人の女性たちはみな働いていないため、女性が働くということがみっともなく思える
- 働くことで、遊びに行く時間が減ってしまうのが嫌
- 自分が”できる仕事”と”やりたい仕事”にギャップがある
上記のような意識を持っていることから、働くことに対して「低ステータス」だと感じています。
また「こうでありたい自分」と「働いている自分」が一致しておらず、金銭面で問題が生じない限りは積極的に働きたいと思えません。
特徴:仕事に将来性を感じていない
どうせ自分は平社員どまり
こんな会社、10年後どうなっているか、わかったっもんじゃない
そんな風に仕事や会社に対して将来性を感じていない人も、働きたくない女性に見られる特徴です。
仕事に対して疑問や嫌なところがあるなら、転職をしたり事態が好転するようにアクションを起こすべきですが、それすら面倒だと感じるため、口ばかりで行動が伴っていません。
こういう人は会社では一番煙たがられるのですが、本人はそれすらわかっていない場合も多いのが現状です。
特徴:将来について真剣みが足りない
将来について考えが甘い人も、働きたくないと口にする女性の特徴です。
結婚したら何とかなる。結婚相手が養ってくれたらオールOK!
そんなことを考えている人は、現実の厳しい世界が見えていないか、将来について真剣みが足りていません。
死別・離婚・リストラなど、もし養ってくれる相手が見つかったとしても、現在の日本の状況なら、それで万事解決とはいえないのが理解できていません。
将来について見通しが甘いと、定年後やいざという時頼りないため、このタイプと結婚するのは考え物といえるかもしれません。
特徴:コミュニケーション能力が低い
生来のコミュニケーション能力が低い女性は、働くことに絶望にも似た気持ちを感じています。
持って生まれた特性や成長する過程での経験によって、人と接する能力が一般企業で就業するのに不足しているため、働くこと自体に多大なストレスを抱えてしまうのです。例えば
- 報・連・相ができない。
- 求められた仕事の内容を正確に把握することができない。
- 同僚と雑談に苦痛に感じる。
試験勉強と違い、コミュニケーション能力は一朝一夕に向上するものではありません。
そのため、このタイプは実際に社会に出て「何がいけないのか」そして「どうすればいいのか?」がわからず途方にくれてしまいます。そして結果「もう社会に出て働きたくない」と考えてしまいます。
働きたくないという思考から抜けだす方法
働きたくないと考えてしまい、それが実行できる環境なら問題ありません。
しかし、心の中では働きたくないと叫んでいても「生活」や「お金」の面から働くしかないという現実にぶつかる人も少なくないはず。
そんな時はこの感情をどうしてらいいのか、取り上げていきます。
方法:気持ちを肯定しゆっくり休む
働きたくない、けど働くしかない。そんな正反対の感情に苛まれ続けると心はどんどん疲弊してしまいます。
その前に自分の気持ちをちゃんと肯定し、できるだけゆっくり休んでください。
森林浴をしに森に行く、パワースポットを巡ってみる。大好きな居酒屋で好きなだけビールとつまみを楽しむ。
疲れていると人間の脳はどんどんネガティブな事を考えだしてしまいます。だからこそ、できるだけ気分の上がる休息をとり方で、自分をじっくり充電させてあげます。
働きたくない気持ちを否定せず、心をゆっくり休ませることができれば、あなたはまた歩き出すことができるはずです。
方法:家族のことを考える
人は自分のことより、他人を愛した時大きな力を発揮できるといわれています。
だから自分の気持ちが働きたくないという天秤に大きく傾いてしまったら、大切にしたい家族の顔を思い出してみましょう。
この笑顔を守りたい。この生活を守りたい。
そういう気持ちが胸に広がれば、くじけそうな時ももう一度持ち直すきっかけを作ることができます。頑張りすぎるのも考え物ではありますが、意思が弱い、すぐに辞めたくなってしまう、という人はぜひ試してみましょう。
方法:没頭できる趣味を持つ
これをしていたら時間を忘れる、そんな趣味を持ってみましょう。
今思い当たる趣味がないなら、ぜひ自分の好きなことを真っ白なノートに好きなだけ書きだし、今から自分の中に埋もれている隠れた願望を見つけてください。
趣味を作ることは、生活に楽しみを生み出すだけでなく、自分の心の逃げ場を作る大切な手段です。毎日の生活に全く楽しみが見出せなければ、そもそも生きている意味さえ分からなくなり、働く意欲どころかそのうち、生きる気力さえ失ってしまう可能性があります。
大それた趣味でなくていいんです。
花を見るのが好き。ドラマ鑑賞は時間を忘れる。雲を数えると心が落ち着く。
どれも立派にあなたを癒してくれる、素敵な趣味です。
もう一度言います。大層で賢そうな趣味を探す必要はありません。あなたが昔から好きなことの延長を探して、心がささくれてしまった時、癒やす存在を見つけておきましょう。
方法:愚痴を吐き出す場をしっかりつくる
しっかりストレスを吐き出す場を持っておくことも、働く意欲を継続させる秘訣です。
メンタルが弱い、体が弱いと感じているならかかりつけの担当医に、色々な話を聞いてもらうのもおすすめです。
愚痴を吐き出す相手はなにも、人間だけに限る必要はないため、可愛いペットや落ち着く場所の植物に、率直な気持ちを聴いてもらうのも充分効果を発揮できます。
一番よくないのは働きたくない、もうやめたいという気持ちを、全部飲み込んでしまうことです。飲み込んで時限爆弾のように爆発させてしまうくらいなら、こまめに発散する方法を確立しておきましょう。
方法:専業主婦を許してくれる相手を見つける
専業主婦になれる相手との婚活に力を入れましょう。
働きたくない大きな理由が、人間関係での疲弊や会社というものに対する疲れの場合は、お互いWIN-WINになれるパートナーを探せば、会社勤めからは解放されます。
専業主婦が楽ということがはありませんが、大きな責任ある仕事からは抜け出せ、そして支え合えるパートナーを持つことは、人生において大きな味方を得ることです。
最近は「共働き思考」の男性も増えているので、簡単ではありませんが、それでもまだ家庭的な奥さんを求める男性も多くいるので諦めず前向きな気持ちで婚活に励みましょう!
方法:思考の罠から抜け出す
人は同じことをずっと考えていると、そのことしか考えられなくなるという「思考の罠」にはまってしまうことがあります。
仕事を辞めたい、働きたくない、もう嫌だ
そんなことばかり考えてしまうなら、一度自分はどうしたいか、どんな未来を歩んでいきたいのか具体的に、そして前向きに考えてください。
思考がずっと逃げるという後ろ向きになってしまうと、可能性やチャンスの女神を掴み損ねてしまいます。
ちょっとだけじれったく感じるかもしれませんが、ゆっくり自分を振り返る機会だと考え、ぜひ今自分の中で答えを導き出してください。
方法:趣味でお金を稼ぐ方法を探す
仕事をやめられない理由が、お金だけの場合は自分の好きなことが仕事になる方法を探しましょう。
歌が好きなら、YouTuberやイチナナなどの動画配信はどうでしょう?
昔から本が好きなら、書籍化を目指してブログを書いてみませんか?
イラストや漫画を描くのが好きなら、ココナラでアイコンを書いてみてもいいですね!
今はパソコン一つで、多種多様な仕事を探すことができます。
趣味をお金に変えることは大変ではありますが、楽しいことをワクワクしながらやる自分を想像するだけで楽しくなりませんか?
働きたくないなら、そこから抜け出すのも人生
働きたくない、疲れた、もう頑張れない。
そう思ったらそこから、抜け出すのも人生です。だって人生は仕事だけでできているわけではありません。
そもそも仕事とは、人生を豊かにしていくため一つの手段です。
会社に所属して働くことが正義ではありません。正社員として働くことが正しいわけでもありません。
働き方や、活躍する場は千差万別。十人十色。誰かと比べたり、自分のパートナーを比較するより、自分が働きたくない原因は一体何なんだろうか?自分のパートナーがそう呟くなら、そもそもなぜ彼女は働きたくないと言ってしまうのか?
その原因について深く考える方が、問題解決が早くなり、そして照らす未来も明るくなります。
働きたくないなら、働かずに済む方法を考えましょう。
働くのが仕方がないなら、働きたくないという気持ちとの折り合いのつけ方を考えていきましょう。
パートナーを働かせたいなら、働きたくない原因を探り、どうするのが自分たちにとって正解かをとことん考えていきましょう。
この記事が、働きたくないと呟いてしまう全ての女性に届くことを願って。
ポポ
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